2018年01月18日
JCL.源氏物語の女たち②
読書メモ
源氏物語の女たち②

〔葵の上〕
*14歳のとき、12歳で元服した源氏と結婚。正妻である。
*父は権力者の左大臣、母は天皇の妹君という立派な出自。頭中将の妹であり、左大臣家のエースといった存在。
*三拍子そろった才媛ながら“絵に描いた姫君”のようで、気持ちのやさしさには欠ける。
*源氏より年上であることを恥じ、とりすましたところがあり、源氏との夫婦仲は冷えたものだった。
*権力者の娘として大事に育てられたため、気位が高く、思いやりなく、高慢で、不愛想、打ち解けたところのない女。
*横柄で、傍若無人なところがあり、加賀の斎院の祭り見物では六条御息所と「車争い」をし、権力のおごりを見せる。
*教養ゆたかで、プライドの高い女。教養が邪魔して可愛い女になりきれない悲哀をかこつ。
*窮屈な女で、生涯、愛に満たされることがなかった。愛されることのない女としての10年の結婚生活。それでもその辛さを見せず、誇り高く自我を守りとおした。
*源氏とのあいだに一子、夕霧をなすが、六条御息所のたたりで、難産のため26歳にして死去する。
Cf. ……光源氏の愛の生活と恋の遍歴
正妻=葵の上、紫の上、女三の宮(紫の上も女三の宮も、藤壺の血縁)
恋人=六条御息所、他
浮気相手=夕顔、空蝉、末摘花、他
その他=侍女(女房たち)
源氏物語の女たち②

〔葵の上〕
*14歳のとき、12歳で元服した源氏と結婚。正妻である。
*父は権力者の左大臣、母は天皇の妹君という立派な出自。頭中将の妹であり、左大臣家のエースといった存在。
*三拍子そろった才媛ながら“絵に描いた姫君”のようで、気持ちのやさしさには欠ける。
*源氏より年上であることを恥じ、とりすましたところがあり、源氏との夫婦仲は冷えたものだった。
*権力者の娘として大事に育てられたため、気位が高く、思いやりなく、高慢で、不愛想、打ち解けたところのない女。
*横柄で、傍若無人なところがあり、加賀の斎院の祭り見物では六条御息所と「車争い」をし、権力のおごりを見せる。
*教養ゆたかで、プライドの高い女。教養が邪魔して可愛い女になりきれない悲哀をかこつ。
*窮屈な女で、生涯、愛に満たされることがなかった。愛されることのない女としての10年の結婚生活。それでもその辛さを見せず、誇り高く自我を守りとおした。
*源氏とのあいだに一子、夕霧をなすが、六条御息所のたたりで、難産のため26歳にして死去する。
Cf. ……光源氏の愛の生活と恋の遍歴
正妻=葵の上、紫の上、女三の宮(紫の上も女三の宮も、藤壺の血縁)
恋人=六条御息所、他
浮気相手=夕顔、空蝉、末摘花、他
その他=侍女(女房たち)
Posted by 〔がの〕さん at 10:32│Comments(0)
│日本古典文学